合格者の声 匿名希望 様
- 性別:男性
- 年齢:29歳
- 業種:ソフトウェア
- 職種:システムエンジニア
- 受験に至ったきっかけを教えてください。
- 会計システムの開発者で、主に固定資産、リースの領域を担当しています。
IFRS対応を担当することになり、IFRS適用企業へのヒアリング、書籍等でIFRSのキャッチアップを進めました。
書籍が30冊を超えたところで、自分の理解度を試したいと思い、本検定を受験することにしました。
- 試験を受けた率直な手ごたえについて教えてください。
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自分の理解度を試したかったので、受験勉強せずに受けました。
専門領域である固定資産、リースは、すんなりと回答できましたが、他の領域で苦しみ、結果、不合格でした。
IFRS検定の問題は、少し捻ってあるため、書籍に書いてある内容を把握するだけでなく、もう一段階、深い理解が必要だと感じました。
- 学習のコツや、うまくいったポイントがあれば教えてください。
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仕事で専門領域以外のIFRS対応に関しても、調査をする機会に恵まれました。
幸い身近にIFRSに詳しい会計士やコンサルタントがいたので、それらの方々を巻き込んで、勉強会を開催しました。専門領域については、自分が話をして、それ以外の領域については、他の方に話をしてもらいました。
疑問に思ったことを質問できたことで、独学よりも早く理解が進んだと考えています。
- 検定試験に合格して良かったと思えることや、検定合格後の活かし方について教えてください。
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IFRSの理解を深める良いきっかけになりました。
その結果、顧客のやりたいことを高い精度で予想できるようになり、顧客とのコミュニケーションが非常にスムーズになりました。
『やりたいことは、こうですよね?』
「そうです。」
といった、こちらから確認をするだけで完結する会話が増えました。
また、IFRS検定を持っているということで、IFRSに関する案件が、今まで以上に自分のところに集まるようになりました。
その結果、ますます理解が進むという好循環が生まれました。
- システム担当者の方へ一言お願いします。
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金融庁が公表したIFRS適用レポートによると、システム対応が大きな課題として挙げられています。
適用事例を見ても、システム改修に膨大なコストがかかったり、なんとか稼働まで漕ぎ着けたものの運用がうまくいっていないといった事例が散見されます。
IFRS対応では、今まで以上に、システム担当者の提案力が求められていると思います。
IFRSを理解することで、提案できるソリューションの幅も広がります。
IFRSを理解する『とっかかり』として、IFRS検定をお勧めします。